換気のしやすさ | 温度調整のしやすさ |
室内に化学物質を溜め込まないことで、シックハウス症候群 になりにくい環境を作ることができます。 特に高気密住宅では、24時間換気などの計画換気が必須 となります。 空気の流れを作り出すためには、2箇所以上の窓を設置して 室内全体の空気を入れ替えることが大切です。 化学物質は建材から発生するものばかりではなく、以下のよう な日用品から発生するものもあります。 ・ ヘアスプレー ・ 洗剤 ・ 家具 ・ 防虫剤 ・ 電気蚊とり ・ 石油ストーブ 化学物質過敏症の発症・悪化を防ぐために、窓位置や数など 換気のしやすさをチェックしましょう。 |
アレルギーの原因となるカビが繁殖しやすい環境は、湿気の多い 環境です。窓ガラスの近辺では、外気との温度差による結露が、 湿気過多の原因となります。 ペアガラスなどで結露対策をするのも大変有効です。ペアガラス の良さは冷暖房の効果を高め、省エネに役立つこともあげられま す。窓の開け閉めによる自然な温度調節の補助に、こうした材質 を取り入れるのも良いでしょう。 省エネという観点からはカーテンによる断熱も重要です。窓ガラス は外気の温度差が伝わりやすい場所で、カーテンを厚手のものに するだけで冷暖房効率は変わってきます。 室内の温度差により上下の空気層ができるようになると、下の空 気の湿度が上がりカビが発生しやすくなります。 こうした上下の温度差の解消には、下からの暖房、上からの冷房 も有効ですが、空気が循環しやすい窓の配置が、最も効果があり ます。 |
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